2025.04.17
今日は、利用者の方からとっても嬉しいお言葉をいただきました。書かないわけにはいかないと思い書いています笑。
先日まで風邪を引いていた方に、具合良くなってよかったですねと声をかけた時に言って頂きました。
『あなたがそうやって触ってくれるのは、もう何もできないと思っている私たちにとっては本当に嬉しいの。自分はもう昔の様に動けないと思っている、そんな時にいつもあなたは、背中をさすってくれたり、手を握ってくれて「大丈夫」と言ってくれる、こんなに励まされる事ってないの。あなたはみんなを触ってくれていて、他の人は言わないかもしれないけど、みんなそう思っていると思うわ。』と言ってくださいました。
こんなに最高の褒め言葉を面と向かって言って頂き本当に涙が出そうになりそうなくらい嬉しい、幸せな気持ちになりました。「そんなに褒めていただくと、もっと頑張らなくてはですねー。」と言ったら、「頑張らなくていいの。もうそのままでいいのよ。」と言って頂きこんな自分を受け入れて頂けたことに本当に感謝の気持ちになりました。
全員にはできませんが、できそうな時には、体に触れるようにしています。利用者様が、少しでも安心して落着いた気持ちになって頂きたいと思っているからです。ショートステイは、在宅で住まわれている方が、ご家族のご予定があったり、ご家族の介護負担を減らすために数日間生活をする場です。しかし、長期的にここにいらっしゃる方もいます。利用者様は、ご家族やご友人など大切な方たちと離れたり、慣れ親しんだ家での生活から離れたりと心から望んでここに来られている状況ではないと思っています。そんな中でも、ここが心地よい住まいの場であると感じて頂きたいのです。
利用者の方のためと思って触っていましたが、実は私自身が癒やされています。触ることによって、私自身の気持ちも穏やかになり、その方々を愛おしい、大切にしたいと思う気持ちが自然に増してきます。そうすると私自身から発する言葉もとても優しい言葉が自然に出てきてるような気がします。
こうやって、利用者様と触れ合う時間を持たせてくださっている職員の方にも本当に感謝です。私は利用者様のお部屋に行くと、人よりも時間をかけて話を聞いたりしています。でも、それを責めることもなくさせて頂けていて本当にありがたいです。私にとっては、忙しい病院ではなく、こういう場で人と触れ合え、とても良かったと思っています。
日本人は、人に触ることにちょっと抵抗があるかもしれません。でも、触るだけならタダですし、どこでも誰でもできます。忙しくても、ほんの数秒でもいいので是非、人に触ってください。きっとそれを続けていくと何かを感じるはずだと思います。是非お試しを
これから、自分の事業で人に触れながら、心地よいお手伝いをすることを目標として頑張っていこうと思います。poco a poco!!
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