言語聴覚療法

2024.10.29

先日、叔父宅に訪問看護ステーションから言語聴覚士さんが来られたので見学させて貰いました。
パーキンソン病の症状改善、悪化予防の「言語聴覚療法」です。

叔父は、声のかすれや出しにくさ、また食事の時に口からこぼすという症状があるのでリハビリが開始されました。1回約40分、週1回の訪問です。(リハビリメニューは人や時によって異なります)

叔父の場合

・首と肩をほぐす体操

・「あー」「いー」などの声出し練習

・舌体操:
 舌を出し、上下左右に動かす。口の中で頬の内側などを舐めて回す

・「吹き戻し」を伸ばした状態で10秒キープ

・唇で空のペットボトルを咥え1分間キープ
  →水を入れて負荷をかける

・座位で言語聴覚士と両手を繋ぎ、お互いに引っ張り合い。その時に掛け声「えい!」など

・やまびこのように大きな声で遠くに「おはよう!」など   


みなさんご存知の昔のおもちゃ「吹き戻し」です。これ、自宅での口すぼみ呼吸の練習ができます!
呼吸が気になる方がいらっしゃったら、お試しください。吐いたままでのキープが重要です。

叔父は、早期にリハビリを組んでもらえたので約1ヶ月のリハビリ、吹き戻しの自己練習で声が以前より出るようになってきました。

早めの対策が大事です。気になることは、かかりつけ医やケアマネージャー、また直接訪問看護ステーションなどに相談してみてください。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

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